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枠振り返り回その2、きのこ帝国です。
これが本当の引退枠です。
1年前にはきの帝で引退すると決めていたしセトリもその時軽く決めたのからほぼ変わってないです。
根暗な所が出ちゃって完全に好みで選曲したので詳しくない人からしたら激重しんどセトリだったと思うけど、ほんとに綺麗なバンドなので少しでも魅力が伝わってたら嬉しいですね。
それでは1曲ずつ。
①退屈しのぎ
ML民は根暗な人が多いので分かって貰えると思うけど、たまに全部が嫌になる時あるじゃないですか、つまりそういう曲です。
長尺の曲がとても好きなのでこういうのやれて良かった。
②海と花束
一番好きな曲です。
引退ライブですが敢えて「伝えたいことなどとっくのとうに無い、錯覚起こしてるただそれだけなんだよ」という歌詞を持ってきました。
口下手なりに色々話してきたつもりですが、最後と思うとなんか逆に喋れなかったな。
「最初で最後の他愛ない約束をしよう」
「僕達はいつも叶わないものから順番に愛してしまう」
っていう歌詞が美しくて好きだ。
③愛のゆくえ
「花の名前を知るときあなたはいない」
「会いたいな泣きたいなでも全部抱きしめて生きてくの」
っていう歌詞が海と花束からの繋がりで美しかったので選曲しました。
引退っぽい曲です。
④スクールフィクション
明るい曲だけど歌詞重いっていう私の好きなパターンです。
「信じては疑い、無理に笑い、幸せだよ、と嘘をついた」って歌詞がいいですね。
でもこれ実は明るい曲で、もがき苦しみながらも最後は生きようって曲です。
これは他サーの先輩がやってたのがカッコよかったので選曲。
⑤ラストデイ
今回の選曲の中だと1番優しい曲です、多分上の代には馴染み深い曲だと思います。
ここの歌詞がすごく好きです、なんとなくナツガとかハルガの明け方を思い出します。
一番最後の歌詞に「いつの日かその日々が終わっても忘れないで」ってパートがあるんですけどこれはマジにその通りで、いつまでも集まった時には思い出話とかしながら笑って酒飲んでたいですよね、そういう感じです。
⑥疾走
フェイクワールドワンダーランドというアルバムの収録曲で、ラストデイと疾走は実はアルバムでも繋がってる曲です。
これはド直球に歌詞で選んだ曲なので是非読んで欲しいです置いときます。
https://j-lyric.net/artist/a059505/l0336d5.html
「いつかまた会いましょう、どこかでまだ息をしてる」っていい歌詞ですよね。
⑦国道スロープ
ずーーーーーっとやりたいと思ってた曲だったので念願でした。
きの帝で引退すると決めた時に最初に決まったのもこの曲で、やるなら絶対最後だなとも思いました。
ユーリカっていう一番好きなアルバム(爆重激暗)の中でこの曲だけ妙に明るくて、暗闇の中から一点光が見えたって感じで好きです。
サビが「3年前のあの日の台詞が傷つける」って歌詞で、思えば3年間色々あったなぁと感慨深くなりました。
様々な人の思惑の上で3年が経って遂に引退したわけだけど、まぁ結果として最後は良かったんじゃないですかね!
ちょっと何書いてるかよくわからんすね。
昔からきのこ帝国は好きなバンドで高校の時はやれなかったから大学で必ずやろうと思ってたんだけど、他サー含めて上の代に好きな人が沢山居るからどうしてもタイミング無いし先にやられちゃうしで全然できなかったんですね。
それが妙に悔しくてずっと抱えてて、2年の新歓でやれた時は超嬉しかったんですけど実のところ消化不良気味ではあったので今回リベンジの意味もありました。
多分前回よりも個人的には音ちゃんと作れたしギターも上手くなってたと思うし、リベンジは成功じゃないかなと思います。
MLは歴代やってきた枠で「○○と言えば誰」みたいなの割とあるんだけど(「アジカンと言えばナベ」的な)、その中に「きのこ帝国と言えばデンドウ」みたいな感じに思って貰えてたら何よりも嬉しいです。
悔いなく引退出来ました。
皆さんありがとうございました!