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独り言以上、会話未満。

#1

小学校の頃に仲良かった友達が事故で転落死してしまって、その頃から何となく死生観について子供なりに考える様になった気がします。

 

クリスコーネルはライブをしたその日の夜に自殺したし、その二ヶ月後のクリスコーネルの誕生日にチェスターも自殺して、結局人間の人生なんて他人から見たら何にも分からないんですよね。

 

死の話題に触れるとどうしても飲み込まれていってしまうタイプなんであまり考えたくは無いですけど、こういう期間は自分との対話が多くなるんで必然的に脳内の片隅にはあったりします。

少し前に親戚が亡くなって挨拶の為に家族の所へ行った時に、「この人は亡くなっている」と分かってはいても、亡くなった親戚の顔を見て漠然とした得体の知れない何かへの恐怖に襲われたのをハッキリと覚えています。

 

「誰々が亡くなった」とか「コロナの累計死者数○○人」とかのニュースもそうだし交番のパネルに書いてある「死者××人」って表示を見ても思うのだけれど、毎日何処かで誰かが死んでるわけでそれはたまたま今日は自分じゃなかっただけで明日生きてるかなんて分からないじゃないですか。

だから結局死というのは気付いてない振りをしてるだけで実は自分のすぐ近くに日々迫って来ているのだろうなと思ってしまいます。

死ぬの怖いし自殺願望は全く無いけれど、有名人が自殺しても「そうなのか」って思っちゃうし「生きてりゃいい事あるよ!」って無責任には言えないなと思います。

 

でも毎日風呂に入って食事して、適当に酒飲んでギター弾いて何となく生を実感してても誰も文句言わないよな~、とも思って21年間生きています。

何なら今もお米が固くなってしまった食べかけのチャーハンに松茸の味お吸い物を掛けて食べたらめっちゃ美味しかったので、とても満足してます。

それだけでいいんじゃないですかね、今は。

 

駄文でした、また次回。

 

Black Hole Sun

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